成年後見等受任事業
地域における認知症高齢者、知的障害者および精神障害者など、意思決定が困難な人の判断能力を補うため、当法人が成年後見人、保佐人または補助人となり、成年被後見人、被保佐人、被補助人の財産管理、身上監護を行うことで、住み慣れた地域で自分らしい生活が送れるよう、その権利擁護に取り組みます。
1.身上監護
➀月1回以上、成年被後見人等の居所を訪問し、成年被後見人等の安否の確認を行うとともに、心身の状況および生活の状況の把握に努めます。
②成年被後見人等の体調等について、ご家族と情報を共有します。
2.金銭管理
➀預貯金通帳や金融機関届出印等の占有を確保し、法人事務局の金庫に保管します。
②収入の受領や費用の支払いに関しては、複数の職員で対応します。また、出納簿への記入、領収書等の証拠書類を収受することで、確実な金銭管理業務を遂行します。
3.家庭裁判所への報告
➀定期報告のため、後見等事務報告書、財産目録、収支目録および報酬付与申立書を作成し、松山家庭裁判所愛南出張所へ報告します。